同棲解消時の出費について

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別れることや転勤に伴い同棲を解消するという時に気になるのは、出ていく時にかかるお金です。

部屋の名義人でなくても退去時にかかってくるお金というのはたくさんあります。

そこで、同棲解消するならこれだけは知っておいた方がいいという、出ていく時にかかる費用や出費について紹介します。
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同棲解消時にかかる費用・出費について

同棲を解消する場合はどちらか一方が出て行くのと、どちらも出て行くという2つのことが考えられますが、どちらのケースでも揉めることはかなり多いです。

もう別れているのでどちらも損したくないし、相手に使ったお金は返して欲しいくらいに思っているのでトラブルにならないように上手く対処する必要があります。

まず、別れることが決まって部屋を出て行く時にかかる費用について紹介させてもらうと以下のような出費があります。

 

引越しにかかる費用

長年暮らしていると物も多くなることもありますし、大きな物になると一人で運び出せないことも出てきます。

場合によっては遠く離れた実家になどに引越す可能性もあるので、その時に「引越し業者を利用したらどのくらいの料金がかかるのか?」ということを把握しておくことが大切です。

 

地味にかかるのが引越しの交通費

近場なら問題はありませんが、遠く離れたところだと、新幹線や飛行機、高速道路を利用する可能性があるので、交通費だけでも数万円かかることもあります。

 

二人とも出ていく場合は退去費用が必要

敷金を入居時に払っていればそこまで足が出ることはありませんが、敷金0の物件だと退去時にハウスクリーニング等の費用としていくらかの料金を請求されます。

二人で暮らしていると、一人暮らしよりもかなり部屋が汚くなるので、場合によっては家賃2~3か月分くらい請求されることもあるのです。

それにアパート契約時には12カ月や24カ月などの縛りがあることが多いので、途中解約の場合は規約によって異なりますが、大体、家賃1か月分を請求されます。

同棲するために二人で決めた部屋の場合は賃料も高いので、同棲解消後はほとんどのカップルがどちらも退去します。

部屋を出て行く時にはけっこうお金いる可能性があるということを想定して行動するべきですね。

 

一人暮らしにかかるお金

同棲解消して一人暮らししようとする場合にかかる可能性のあるお金としては敷金礼金、新しい部屋の賃料2か月分、新しく家具家電を揃えるお金、食器類、生活用品などにお金がかかります。

更にここに引越し費用などもかかってきます。

安く済まそうと思えばそれなりに減らすことはできますが、賃料2か月分先払いなどはかなりの確率であるので、少なくとも20万くらいは出て行くと考えておいた方がいいでしょう。

同棲解消時の費用負担の割合はどのくらいが適切か?

退去時にかかる費用の負担割合はどうするのがいいのか?

例えば10万円請求された場合、5万ずつの折半にするのか?それとも給料の多い方が少し多めに出すのか?など意見も多々あると思いますが、個人的にはかかる費用の負担割合は折半することが1番いいとは思います。

ですが、カップルによってはどちらかが働いていなくて無職ということもあると思うので、まずは折半で請求してみて、どうしても無理そうなら話し合いで決めるというのが後々めんどくさくなくていいのかなと思います。

わたしなら本気で別れたくて顔も見たくないならお金のことは目をつぶって、きっぱり別れてしまうことを選択しますね。

折半で買った家具家電は売却することも考える

そして、よくあるのが家具家電をどのように分けるのかという問題です。

どちらかが買ったものや持ってきたものなら、その人が持って帰ればいいのですが、お互いにお金を出し合って買ったもので持って帰りたいような物だと取り合いになることもあります。

カップルによっては引越し業者を使って勝手に持ってかれたということもあるので、どちらが貰うのかということをしっかり決めておく必要があります。

ただ、「これはわたしの」「いや、俺のだ!」など意見がまとまらず、平行線になることもあるので、そんな時は物は全て売って、そのお金を折半するというというのがいいのかなと思いますね。

誰もこんなことでいちいち揉めたくはないので、言い合いになるくらいならいっそのこと全部売却しちゃいましょう。

同棲を始めるよりも同棲解消する時の方がその何倍も疲れます。

こういうことにお金がかかるのかとか、こんなトラブルがあるのかということに事前に気づいてもらえたら幸いです。
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